6/25に東京都心のグミ、クワ、タラノキのことを書いた。このうち、一番安全だと思っていたグミは風前の灯のようだ。グミの実る庭を管理しているグッドバンカーが移転するかもしれないから。それに反し、不安定と思ったタラノキとクワは冬を越しそうだ。
タラノキとクワの生育を案じ、時々その前をわざと歩いている。今年の暑い夏を越し、秋を迎えた。誰かが水やりをしているのかどうかは不明ながら、えらく元気がいいように見受ける。
よく見ると、その横で何本も雑草が伸びている。もしも誰かがタラノキやクワを育てようとしているのなら、雑草を引き抜いていると思うのだが。タラノキとクワと雑草の生えている場所が異なるから、単に雑草を引き抜くのが面倒というだけかもしれない。
よく見るとタラノキが通路にはみ出した部分は切られている。タラノキが生えていることは認識されているようだ。
来年の春、タラノキが芽吹く頃、本当に歓迎されているのかどうかが判明するだろう。
タラノキとクワもそのままにしておくと大木になる。先日、春日の奥山でもタラノキの巨木(オーバーな表現かな)を数本見た。太いスリコギに(スリコギって何やと聞かれると困るが)、タラノキが使われると聞いている。
と思いつつ、タラノキとクワの写真を記念に撮っておいた。その写真を見ると場所がばれそうなのでアップはしない。来年の天ぷらを楽しみにしつつ、「教えてあげないよ」である。
そうそう、タラの芽を取るのであれば、すべてを取らないことである。一部分を残しておかないと枯れる心配がある。
2019/10/25