台湾、好きな国の一つである。過去に6回行った。実は安いチケットでヨーロッパに飛んだとき、台北、香港経由というおまけもあった。その台湾に7回目の訪問をした。理由は単純、地下鉄を使えば、空港から台北市内へ簡単に入れるようになったから。
台北の桃園空港から市内への地下鉄が2017年3月に開業したという。「それに乗れば市内への移動が簡単にやろ」というので、遅れ馳せながら出かけた。空港の地下鉄、台北市内の地下鉄とは運営機関が異なり、「桃園捷運」である。利用するには、この表示を探すことになる。紫色がシンボルカラーである。
以前に1回、完全に個人で手配し、台北に行ったことがある。桃園空港から市内までは頻発するバスで移動した。車内は混んでいるし、道路状況によっては時間がかかる。
それが地下鉄だと、普通と快速を併せて1時間に8本あるし、いずれに乗っても40、50分で台北駅に着く。車内も綺麗である。写真をアップしておく。もっとも、快速列車の座席は布製で上等なのだが(普通列車はプラスチック製)、注意すると汚れが出てきていた。
その切符だが、台北市内での地下鉄の利用を考えると、「悠遊カード」の購入が便利かつ得だろう。検索すると買い方、使い方が出てくるが、簡単に書いておく。
桃園空港の地下鉄の乗り場まで行くと自動販売機がある。機械の前部にカードを置く部分が付いている。これはカードにチャージするためのもので、カードの残高を表示させることもできる。この機械はカードの販売もする。カードの購入だが、最初に日本語表示にすれば操作はきわめて簡単である。
問題が1つある。空港で売られている悠遊カードは、最初に400元をチャージしたものしかない。それに保証金100元を加えた「500元のカード」を買うのだが、1000元札を受け付けてくれない。つまり、釣り銭が出てこない。そこで、500元札(100元札5枚でもよかったかな)を用意しておかなければならない。僕の場合、第二ターミナルを利用したので、ネットに書いてあった「両替機」もなかった。仕方ないで有人窓口で1000元札を両替してもらった。
ついでに書くと、悠遊カードは台湾のコンビニやファーストフード店などでも使えるようだ。日本の交通系電子マネーカードに近い。僕の場合、「また暇ができたら台湾に行くからね」というので、悠遊カードを持って帰った。もちろん、カードの中には保証金程度しか残っていないのだが。
2019/11/20