川北英隆のブログ

台湾と台風の心配

台湾に旅行する場合、一番気をつけるのが台風である。通常、11月から4月まで、台風の発生が少なく、雨の可能性も低い。だから絶好の観光シーズンだと思ったのだが、今年は状況が異なった。
今年は11月の台風発生個数が多い。これまでに5個である。調べたところ、1991年以来である。流行りの表現では30年に1度の異常発生というところか。1951年以降の統計では、11月に5個以上の台風が発生したのは5回、14年に1度の計算になる。
今回、台湾に行く直前に台風26号が気になった。フィリピンの東沖で発生し、停滞していた。当初の予報によると、台湾に近づくこともありえた。そこで、「台風で帰れなかったら、仕事のピンチヒッターを」と知人にお願いしておいた。
実は「晴れ男」である。「いつも頭上には晴天がある」と信じている。とはいうものの、昨日は大学近辺で思わぬ時雨に遭遇したのだが。
台湾では一度小雨に遭っただけで終わった。台風26号がフィリピン沖で停滞したままだったから。26号、帰国してからフィリピンに上陸して消えた。その後を追うように27号が発生し、現在は台湾沖を目指して北上している。
その26号と27号の入った天気図をアップしておく。もっとも26号、フィリピンで普通の熱帯低気圧に変わっている。
2019112021.JPG

2019/11/21


トップへ戻る