今年の秋はいろいろと異常である。「秋ではない」と言っていいかもしれない。まずは、先日書いた台風、11月に6個目が発生した。今年の台風の発生、まだ28個と多くはない。ただし、11月の個数としての6個は、1964年と1991年に並ぶタイ記録である。
しかも、もう1個、熱帯低気圧がある。ひょっとして台風になれば、11月としての個数が単独トップになる。11月は残り3日、どうなることか。
さすがにこの時期の台風は大陸育ちの冷たい高気圧に押され、日本に接近できない。接近したとしても急速に弱まる。だから、前に書いたように台湾やフィリピンに旅行しないかぎり安心なのだが。
その大陸の高気圧、日本への張り出し方が弱い。このため、寒くならない。また、晴天の日が少ない。東京は雨が続いているとか。これも調べたところ、6日連続して降っている。「梅雨のよう」との声もある。
京都の紅葉は何とか平年よりも数日遅れ程度になったと思うが(主観的な観測)、それでもまだまだ見られる。ついに京都の紅葉のピークも12月に突入というところ。それでも東京より早いと思うが。
いずれにせよ、日本もいよいよ異常気象に備える段階にきている。そういえば東京、11月に大雨も降ったようだし、これからの梅雨から秋にかけて、洪水対策が必須だろう。
2019/11/27