川北英隆のブログ

次の凄い組織はどこでしょう

世の中、常識を超絶した凄い組織があるものだ。いくつか体験した事例を挙げておきたい。「お代官様、へへっー」の世界に近い。そのお代官様は左団扇である。
僕の主義は「機会の平等」である。機会が平等に与えられれば、結果として不平等が生じても仕方ないと思っている。もちろん、著しく悪い結果に落ちた場合には救いの手が必要だとも思っているが。
だから、ある組織(その構成員を含む)と僕の間で競争をしていないかぎり、上下関係はない。その組織との間で議論をし、負けたと思えば、もちろん相手を尊敬し、ある場合はその組織の発展のために尽くしたいと思うこともあるだろう。以上が前提であり、ある組織をバカにする気は毛頭ないし、他方で最初から尊敬しようという気もない。
本題、最初の事例。ある組織から連絡があり、相談したいことがあるので来てくれないかとの要請があった。相談したいと言うからには、本来なら相手が来るべきなのだが、相手は複数名、こちらは一人で身軽、だからこういう要請の場合、原則として「ええよ」と、こちらから出向いている。ここまでは、まあまあ普通だろう。
この先に問題が生じた。その組織の建物に入ると受付がある。普通の組織であれば、受付に訪問部署と担当者の名前を伝えると、「伺ってます」と通してくれる。だがその組織、受付の手前にガードマンがいて、「どこに行くのか」と聞く。用件と相手先を伝えたがガードマンが納得しないので(知らされていないのなら、少なくとも受付まで聞きに行けばええだけやんけ思い)、こっちも腹が立ったからごちゃごちゃとやり取りをしてしまい、結局のところ受付まで簡単にはたどり着けなかった。最後は「殴ったろか」と思わなくもなかったが、相手の方が身の丈が大きく、強そうなので手出ししなかった。
何故、無駄な人件費まで使って受付を防御しているのか。受付は何のためにあるのか。不思議な組織である。これから察するに組織は発展しないだろうし、実際のところ最近大きな不始末をやらかした。
次の事例。東京に用事があって出張したり、呼ばれて会議に出たりすると、当然ながら旅費の支給がある。今回の消費税率のアップで新幹線の料金が上がったため、支給される旅費も上がる。
そこで、ある組織だが、そのアップ後の新しい旅費の計算に手間取った末に(すごく長い間、未払いのままにしておいたあげくに)、なんとか振り込んでくれたのだが、すぐ後で「間違って400円(だったか)多く支払ってしまった」と連絡があった。その過払い分を返金してほしいと「請求書」が送られてきた。請求書という表題も変なのだが、その用紙の横に、「(請求額の)振り込みの場合、手数料は振込人で負担してください」と書いてある。請求者は歩いて数分の所にいるので、そこに400円を(庶務を手伝ってくれてる女性が)持参してくれたのだが。
何を考えているのだろうと思う。僕は大人しいから手出ししないが、その筋の者なら「脅しの材料」となる。想像するに、その組織の事務は完璧であり、間違いなんて起きないから、また絶対的能力を有しているために他の組織や者に何か頼むということがないから、「依頼状」という言葉がないのだろう。もしも依頼状であるのなら、そこに「振込手数料はそちらで」なんて書いたら、そんな依頼を無視され、さらにぶっ倒されるにるに決まっている。
事例の3。これは誰かすぐに判明してしまう・・。と、あまりにも長くなったし、書くだけ無駄というかアホらしい。ここまでで止めにしておく、

2019/11/28


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