昨日書いたように台北の龍山寺は立派なお寺だった。立派とはいうものの、日本と中国(台湾)とではお寺の趣が異なる。中国のそれは極楽浄土の絢爛豪華さを表現しているようだ。日本のお寺も当初は中国を真似たのだろうが、やがて外観の朱色が剥げ落ち、侘び寂びの世界になった。
上の写真が龍山寺の入口である。入口の向こうに中庭があり、その奥に本堂がある。屋根瓦が赤く、ここからして日本と異なるうえに、棟の飾りがすごい。龍が2匹(2頭)、向かい合って吠えている。
その龍を別の角度から撮り、拡大したのが下の写真である。いかにも強そうに寺の番人として(?)魔を威嚇している。
では龍と対をなしている虎はどうしたのか。日本の囲碁の世界で気を吐いているのだが。
実はトラ(虎ではなくトラ)も台北でみつけた。それを次のブログでアップしたい。
2019/12/01