台北で見た吠える猫？
龍を見たので虎はいないのかと、探すでもなく歩いていると、見つけることができた。でも、龍とは多少様相が異なる。現代社会だからなのか。
その虎というかトラというか、そんな写真をアップしておく。「トラとはちゃうやんけ」というところだが、茶トラが混じっているのは確かだろう。
でも、吠えてはいない。一匹は寝ている。もう一匹はというと、写真のために呼びかけたのだが、無視された。
このヒモで繋がれたトラ猫、買い物に出掛けたご主人を必死に待っている。「写真の見場なんて、そっちの勝手やろ、ワテには関係ないし」ってところだ。こちらの顔を見ようともしなかった。猫にもっと優しいカミさんでも駄目だった。
もう一匹のトラ猫は店の看板猫のようなのだが、店先で完全に寝ていた。近寄って写真を撮ろうとしても目を開けない。
猫が（中国人の国にもかかわらず）凶暴な舌なめずりしている人間を恐れず、むしろ人間のご主人を待つなんて。やはり「恐るべし台湾」を感じてしまう。
2019/12/03
