川北英隆のブログ

金沢での食事の質は

金沢、ちゃんとした和食がある。良質の食材がその基礎を作っているようだ。旅館での食事を含め、美味いと思ったのは魚である。種類が多く新鮮だということに尽きる。
昼は寿司屋に入った。近江町市場が京都の錦市場に相当する。錦ほど観光客が多くはないものの、出掛けたのが日曜日だったものだから、開いていた店の多くが観光客向けだった。その市場内に食事の場所というか店はあるのだが、ずらっと人が並んでいた。食べる所も落ち着いた雰囲気ではない。
仕方ないので市場を出て、それなりの店を探した。市場のすぐそばで寿司屋(大国鮨)を見つけた。入ると、日曜日なので個別のネタはなく、2000円と3000円のセットだけだという。
時間は1時頃、旅館の夕飯も待っているので2000円のにした。寿司が8貫、海苔巻きが1つ出た。酢飯は多少甘めながら美味いのだが、握りの酢飯とネタが小さ目だった。「こっちは貧乏人なのやさかい、大きいのにしてや」というところだった。
書き忘れたが、市場には「もりもり寿司」という回転寿司があった。埼玉に住んでいる友人のOの地域にイオンモールがあり、もりもり寿司が入っているという。ネタは新鮮で大きくて一流、酢飯の味は三流との評価らしい。その金沢のもりもり寿司を見つけたので入ろうかなとも思ったのだが、入口がよくわからなくてパスした。
翌日の昼、和食に飽きたこともあり、主計町茶屋街近くに見つけた小粋な入口の中華屋(梅梅=メイメイ)に入った。北京ダックが名物らしいのだが、昼だったこともあり、中華そばと点心にした。ここの料理なのだが、味がストレートすぎて(塩辛いとか甘いとか)、今一つだった。金沢、京都と一緒で中華の僻地なのだろう。
写真が梅梅の中華そばである。牛肉の大きな塊が5つだったか入っている。ボリュームは満点なのだが・・。
20191211中華そば.jpg

2019/12/11


トップへ戻る