川北英隆のブログ

将門塚の今

今日もついでの話である。某新聞社を訪れて取材を受けた。その帰り、将門塚がどうなっているか確認のため、少し遠回りをした。
こう書くと、「某新聞社を訪れて取材を受けたとは、妙な表現」、「日本語が間違っているのでは」というところか。僕として、東京には今言って今使える、そんな場所がない。それに準じる場所がないわけでもないが(端的に言えば、大学の東京オフィス)、予約して場所を確保するのが面倒だから、面談したいと言われた場合、余程のことがないかぎり相手の事務所に押しかけるのを常にしている。
本題の将門塚だが、それが位置するのは東京は大手町にある三井物産本社ビルである。そのビルの新築工事が終わりを迎えつつある。記憶していないが、来年の早い段階に新築ビルが完成する。
では、古いビルの一角にあった将門塚がどうなるのか。2017年4月に訪れたときには、周囲が工事中だった。その中に、昔の姿のままで将門塚が残っていた。祟りの権化であるがゆえに、そのままの姿で保存されていく。
もちろん、時の流れを反映し、将門塚の一部の修理や多少の模様変えもあるのだろうが、今と将来の姿を撮り、細部を比較しないかぎり違いは分からないだろう。
今回訪れた当日は夕暮れ時だった。前に立つと、一人が塚から出てきた。瞬間、誰もいなくなったので写真を撮った。
奥には内装工事のため、照明された新築ビルがあった。クリスマスのイルミネーションというわけかも。首塚には関係ないか。
将門塚を離れようとした瞬間、また一人女性が入ってきた。お参りが絶えない(僕みたいに興味本位のは少ないだろうし)、その意味でのパワースポットである。撮った写真をアップしないと祟りがあるだろうと思ってしまった。アップしておく。安らかに、また助けたまえ。
20191219将門塚.JPG

2019/12/20


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