川北英隆のブログ

長命寺山

長命寺本堂の境内から登山道にどう入るのか。とりあえず一番西の上(太郎坊大権現社)まで進み、さらに西に境内を抜けると、多少林をかき分けるかもしれないものの、山道に出ると考えた。地形図からの判断である。しかし、ここで少し問題が生じた。
太郎坊大権現社の脇には錆びた有刺鉄線が張り巡らされていた。動物の侵入を防ぐためかもしれない。でも、人間にとっても手強い。多少高さがあったため、跨ぐには引っかかりそうだった。
そこで一段下がり、西側の林に入り、登りながら道を探した。やはり有刺鉄線にぶつかったが、そこは背が低く、何とか跨げた。と、すぐに登山道に出会った。明瞭な道である。
雑木と針葉樹の混じった林の中を歩き、小さな尾根に出る。右手に道が分岐している。標識もある。長命寺山の山頂への分岐である。長命寺から10分程度だった。
分岐から山頂への道は少し怪しげである。倒木も混じる。昨年の台風の影響だろうか。分岐から5分程度で山頂に着く。雑木林の中のピークで、展望がない。
長命寺山の標高は333メートル、掛け算すると27だから、僕の誕生日でもある。縁起の良いような悪いような。
分岐に戻る。岡山に登りに行くにはここから戻るのがてっとり早いのだが、長命寺山はこの付近の最高峰ではない。先にある津田山が424.5メートルと一段高い。まずはそこまで行く予定にしていた。
写真は長命寺山の山頂である。三角点はない。
20191222長命寺山.jpg

2019/12/22


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