京都大学 産官学連携本部 川北英隆ホームページ

ウスバカゲロウ参上

原稿書きをしていて窓の外をふと見ると、青い物が動いている。よく見るとウスバカゲロウだった。「何で、真冬に」である。
ウスバカゲロウ、蟻地獄の成虫である。冬はアリの活動時期でない。蟻地獄を作る幼虫の食物はない。とすれば幼虫は育たず、ウスバカゲロウも発生しない。そう推論したが、ひょっとしてウスバカゲロウは成虫のまま冬を越すのかもしれない。としても、寒いから、風の当たらない場所でじっとしているはず。
今年の冬が異常に温かいから、ウスバカゲロウが春だと間違ったのだろうか。それとも、新型コロナちゃんを食べに参上してくれたのか。
いずれにしてもシャッターチャンス、撮った写真をアップしておく。