川北英隆のブログ

姫路の八丈岩山

増位山から下り、随願寺への旧参道が所々残る箇所もたどりつつ、姫路市の北部を東西に結ぶ車道に入った。西に歩き、八丈岩山を目指すと、競馬場に出る。何でこんな町中に競馬場かと思うのだが、そのすぐ北が陸上自衛隊の基地だから、かつての郊外を活用したのか。
競馬場の南西側に姫路西高がある。そこを卒業した知人が何人かいるし、大学の同僚にもそれらしいのがいる。進学校なのだろう。どんな高校なのか寄ってみたい気分もあったが、そんなことよりも八丈岩山が優先である。
競馬場を適当にやり過ごすと八丈岩山の手前の丘にぶつかる。川も流れている。丘の南側を通り、西に進むと八丈岩山の南側に出る。付近は高級住宅街のようだ。
ネットにアップされている登山記録によると、八丈岩山への登山口はいくつかあるようだ。その中で一番わかりやすいだろうと思い、選択したのが、八丈岩山の三角点のほぼ真南にある登山口である。
まずは兵庫県立大学の南側を通る車道に入る。八丈岩山の南の裾野に沿うようになる。この道の北側は坂道になり、住宅街に通じている。地形図の21メートルの標高点から北に伸びる坂道に入る。途中、左手に林と、その中に小さな池がある。道が八丈岩山の林にぶつかり、右手に折れる箇所に登山口の表示がある。後は林の中を登るだけである。
登山道だが、太くはないが、整備されている。ミツバツツジが今年の暖冬で何本か花を付けていた。
少し岩が露出するようになり、すぐに山頂に着く。大きな岩があり、そこから南側、姫路市内の展望が開けている。「姫路城はどこか」と少しだけ探したが、山頂からは木の影なのか、見つけられなかった。あまり真剣でなかったし、霞んでいたので見逃した可能性がある。後で確認したところ、見えるはず。木の影を避けるように、真剣に探すべきだったようだ。
肝心の三角点は展望台(岩)のすぐ北側、灌木の中にある。かなり欠けている。
下りは、行きと同じ道を少し下り、途中で左手に折れた。八丈岩山の南東側に下れる。その登山口の手前で姫路城に出会えた。思った以上に大きく見えた。
後は適当に姫路城の方向(南東)に向かって歩いた。
写真は男山からの八丈岩山である。その麓まで、びっしりと家が建っている。
20200208男山からの八丈岩山.jpg

2020/02/08


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