勝善寺からは車道を登っていく。蒲郡の山側を東から西へぐるっと囲むように三河湾スカイラインが付けられている。地形図によると、寺の北東、稜線部にはスカイラインの施設らしき建物の印がある(現状は駐車場のみ)。まずはその付近に着いた。
桑谷山にはスカイラインをたどっても行けるのだが、それでは面白くも何ともない。とはいえ、稜線沿いの登山道に入るのは、車道が錯綜していて少し難しい。道標はなかった。
駐車場の東側の車道をたどり、北側を巻きつつ、最後は斜面の踏み跡をショートカットして駐車場に入った。この時、今回唯一、引っ付き虫がズボンに付いた。
駐車場の西奥に道標があり、稜線上の登山道が始まる。最初は遊歩道、少し急な登りが続き、展望台に着く。一昨日アップした蒲郡と三河湾の写真はここからのものである。
展望台からは緩やかな尾根上のハイキングコースとなる。照葉樹が目立つ。
すぐに通信施設の北側を通る。次にレーダードーム(航空施設)の北側になる。ここに桑谷山の一等三角点がある。
このドーム、新幹線からも見える。豊橋と三河安城の間である。
桑谷山、下からは何の変哲もない平らな山頂ながら、次に登った遠望峰山も含めて照葉樹林の森林浴にいいだろう。照葉樹林にはヤマザクラと思える大きな桜の木が何本も混じり、春が最高かもしれない。
上の写真は桑谷山の照葉樹林、下の写真が三角点とレーダー施設の囲いである。
2020/02/15