川北英隆のブログ

聖山から蒲郡へ

遠望峰山から聖山経由で蒲郡に下りるにはどうすればいいのか。三叉路に戻りスカイライン(三叉路から東に伸びる道)を歩けば、遠望峰山の南東尾根の道に出るとは思ったが、それは面倒。そこでショートカットの道を探した。
まずは展望台に下り、そこから中部電力の施設のある広場(スカイラインの駐車場?)に下った。その南東の隅に登山道がある。それを下り、一旦スカイラインに出ると、左手方向に道標が見え、登山道が続いている。
後はそれを下るだけ。大きなクスノキやヤマザクラの目立つ照葉樹林の中の道だった。
途中、聖山(328メートル)を越える。「何でこんなとこに山の名が」と疑問だったのだが、頂上を巻くように下ると、大きな岩に出た。これが聖山の謂れのようだ。
さらに下り、送電塔を過ぎる。じきに車道に出る。その手前にシシ避けの囲いがあるので、扉を開けてくぐる。勝善寺の石段の手前にもシシ用の罠(檻)が設置されていた。イノシシが多いのだろう。西浦温泉で猪鍋は出てこなかったが。
車道から先も尾根道が続いている。車道をカーブしながら少し下ると、それらしい踏み跡と、1本のレール跡がある。かつて木材などを運んだのだろう。今、あまり踏まれているとは言えないが、冬場なので踏み跡がはっきりしていた。
下り切ると民家と民家の間の道だった。入口はしっかりしているが、道標らしきものがなかった。神ノ郷町の北端の寺から100メートル強、北の上がった地点である。
そこから聖山方面へと登るには、遠望峰山の南東尾根の末端をめがけて歩くしかないだろう。車の場合、神ノ郷町の北にある白龍池を巻いて林道を上がり、その道が南から北へと大きくカーブする地点近くまで行くようだ。このカーブする地点に先のシシ避けの囲いがある。
登山口から蒲郡駅までは適当に南に向かって歩いた。近くに「清田の大楠」というのがあると後で知った。事前に知っていても、立ち寄る時間はなかっただろう。
上の写真は聖山付近から見た桑谷山の平らな稜線である。林の奥なのでかすかにしか見えないが、中央左の木の幹の左横に白いレーダードームがある。
下の写真は聖山である。しめ縄が張ってある。
20200215聖山付近からの桑谷山.jpg

20200215聖山.jpg

2020/02/15


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