川北英隆のブログ

東京証券取引所との共同研究

先週の金曜日の夕方、「株価指数に関する共同研究の進捗及び特許申請に関するお知らせ」を公表した。特許に関しては4/1に書いた内容と同じである。
長期投資に適した株価指数を研究開発しているわけだが、最終的に指数として投資家に使ってもらうためには、時々刻々なのか、1日に1回なのかなど計算の頻度はともかく、いずれにせよ株価情報が適時に必要である。その他にも技術的な問題がいくつかあり、大学の研究室だけでは完結しない。東証のような強力な相手と組まなければならない。
そこで、2018年7月から東証と共同研究してきている。これも当時(2018.07.20)書いたことである。この共同研究の途中経過報告が金曜日の公表だった。
共同研究、本来であればもう数ヶ月程度テンポよく進んでいただろう。しかし、特許申請というハードルがあり、ここに来てコロナの問題がより大きなネックとなりつつある。
東証をはじめとして、多くの機関が在宅勤務を取り入れている。このため、打ち合わせが難しい。とくにテーマが複雑になれば対面で話し合うことが重要となるのだが、それがかなわない。
途中経過とはいえ、外部に状況を公表できたことで、とりあえずのところ「良しかな」と思っている。
公表した内容は次にある。
https://www.jpx.co.jp/news/1044/20200417-01.html

2020/04/20


トップへ戻る