川北英隆のブログ

アベノ咲くマスクはどこへ

マスクを1人に2枚くれるとか。そのアベノマスクはどこへ行ったのか。中学に入った直後、ませた友人MT君が、「野に咲く花はどこへゆく」に歌った。というか歌詞を教えてくれた。「そんなん、自分で探せや」は冗談として、「アベノマスク、どないなってるねん」。
そうこうしているうちに、わが家にも変なメールが2回届いて、マスクがまあまあ安く買えるとか。怪しいメールかとも思ったが、忌避するほどでもない企業からだった。
今日、町を歩いていると、京都では大手のドラッグストア、店頭でマスクを売っていた。わが家には、カミさんが存外に慎重なこともあり(堪忍やで)、それなりの数のマスクがストックしてある。ドラッグストアのマスクに、「へえー」と思っただけで買わなかった。よく考えると、現金を持ち合わせてなかったのだが、それを家で報告すると(忠犬かいな)、「次に見たら買っとけや」と指示が出た。
それ以外にも、マスクを買えたとの情報が別ルートで届いている。ようやく出回りつつあるのだろう。
マスク、たっぷり日光消毒させたら、次も使える。これから日差しが強くなるし、洗濯してもいいので、毎日補給するほどのことでもない。これまでのように、慌てて「買わないと」との強迫観念的な需要が減れば、それなりの数が出てくるように思える。
で、アベノマスク、話題を振りまきながらデビューしたものの、「こっちには、その後の噂が流れてこない」。そうこうしているうちに、マスクが比較的簡単に手に入るようになるだろう。それに「アベのマスク姿」を見ていると、寸足らずのような気もする。寝ている時の役には立ちそうだが、昼間の生活にはどうなのか。
政府の対応は後手続きだが、その象徴がアベノマスクのように思う。アベノマスク、一番必要な時に登場してくれていたのなら、それなりに感謝されただろうに、哀れである。って、この台詞、カラスにもつぶやいたか。

2020/04/28


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