表題の2つの山、3回目の計画にして初めて登れた。とはいうものの、計画どおりにはいかず、不完全な形に終わった。
今回の山歩きは次のとおり。京阪宇治駅からバスで宇治田原の贄田(ねだ)まで行き、そこから北に歩き、尾根に取り付いた。尾根上には林道と、大峰山の携帯アンテナ用の車道がある。それをたどれば、ほぼ大峰山(506メートル)山頂である。
下りは南西尾根上の荒木山(472メートル)を経由して、宇治川上部の高尾に出るつもりだったが、尾根が倒木だらけで断念した。同じ道を、「芸がないな」と思いつつ、贄田まで下った。
バスで宇治に戻ったが、何か物足りない。「宇治に山歩きで来るネタもほぼ尽きたようだし」と(山はあるのだが、本当に趣味的になる)、宇治市内に残していた槇ノ尾山(106メートル)に寄った。実はこの山、今回登ったピークの中で最も手強かった。
写真は大峰山の登り口、荒木地区にある大宮神社(別名、田原天皇社)の参拝路である。天智天皇の第七子、施基(しき)皇子(田原天皇)が祀られているとか。大峰山の登り口の沢は天皇谷と呼ばれている。
2020/05/09