ブログに書いてなかったと思うが、大学を定年になり、10年間住んでいた研究室を追い出された。でも、研究室がないと不便なので、何とか別の研究室を使わせてもらっている。4年目に入ったか。残念なのは、眺めが悪くなったことである。でも多少の代わりがある。
前の研究室は8階、部屋から大文字山の送り火が見えた。南も展望が広がり、空気の澄んだ日には、時計台の向こうに生駒、金剛はもちろん、和泉山地まで見えた。研究と、疲れた時の息抜き(って何や)に最適だった。
今の研究室は2階である。そのため、遠くが見えない。見えるのは南側の庭ばかりである。大学の庭だから大したこともないのだが、今日、本当の息抜きをしていると、珍しい光景に気づいた。
前から見ていた姿なのだが、コロナの時期だから、多少敏感になっているのか。何を見つけたのかというと、ユリノキの花である。
ユリノキ、調べるとモクレン科らしい。確かに、タイサンボクに近い花である。もっとも、色が黄色だから、自分自身の大きな葉に埋もれ、派手さに乏しい。写真をアップしておく。
2020/05/25