東海道線、彦根方面行きといえども毎回混んでいる。今回、7時数分過ぎのに乗ったが、座れるわけでない。草津で草津線に乗り換えた。単線なのに8両(?)連結していた。学生が多かったものの、ぎゅうぎゅう詰めでない。混まないようにJRが気を利かせているのか。
草津線の中心部、貴志川(甲賀市の中心、水口の最寄り駅)で後ろが切り離され、4両(?)になった。学生も降り、空いてくる。甲賀駅で降りた。
北口からコミュニティバスが出ている。8時台の朝一番のに乗り、大原ダムで降りる。最初に乗っていたのは僕だけ、途中で婆さんが乗り、2人になった。均一料金で250円、悪いなと思いながら支払った。
バス亭は貯水池の下である。林道はすぐの分岐を右である。貯水池のサイトに上がり、そのまま沢沿いに歩く。45分ほどで那須ヶ原山への登山道を右に分ける。さらに林道を登ると舗装が途切れ、さらに林道もなくなる。崩れたらしい。心配は無用で、坂下峠へはちゃんと歩ける道が続いている。峠まで1時間20分かかった。
鈴鹿の南端の縦走路は、峠を少し南側に下りた部分にある。
最初の目標、高畑山に向かう。まずは峠から左手へ、溝干山(770メートル)へと登るが、直登ルートはガレた岩場があるので、避けた方がいい。右手に巻道があり、岩場を避けられる。
溝干山からは少し展望があり、目指す高畑山(773メートル)が間近である。ここから先、アセビ、ツツジ類の多い尾根道となる。まだ春の終わり、花が残っていて気持ちがいい。高畑山へは軽くアップダウンがあるものの、ご愛嬌程度だった。
一登りして高畑山に付く。峠から35分だった。山頂からは鈴鹿の山並みがよく見える。残念ながら霞んでいたので、すかっとした眺めとはいかず、また鈴鹿峠は山並みの影になり、見えなかった。
高畑山からは坂下峠へと往路を戻った。溝干山の下り、往路はガレ場を直登したのだが、復路は巻道を選んだ。高畑山から35分だった。
上の写真は高畑山の山頂である。遠くの鈴鹿の主峰がうっすらと見える。下は溝干山付近からの高畑山、中央が三角点のあるピークである。
2020/06/04