卯辰山の次は春日山への再チャレンジである。雨もピークを越えていた。こっちはずぶ濡れで怖いものなし。ハイキングシューズは中まで濡れ、歩く度に水を吹き出しそうだった。
春日山への北側からの道が不明瞭なら、南からはどうなのか。地形図によると、墓地の先から点線路が北に伸び、頂上部(112メートル)の下付近を巻いている。
専光寺の墓地に入った。顕彰碑も混じった立派な墓地である。墓地の最上部(東側)を歩く。その先は崖になっていて、ゴミ処理施設が下に見える。その近くの大きな建物は体育館のようで、さらに先は新しい住宅街である。
墓地の北側は竹藪になっている。その中へと細いながらも明瞭な道が伸びている。それをたどり、112メートルの山頂部を探したが、どこにもそれらしき雰囲気がなかった。
道から逸れ、GPSを頼りに112メートルらしき箇所に着いたが、やはり何もなかった。さらに高い部分が付近にあるかどうかも探したが、周囲は緩やかに下がるばかりだった。
GPSで地形図の112メートルと思しき箇所を歩いたことに満足というか納得をし、来た道を引き返した。寺を出て小坂神社に戻り、さらに駅まで歩いた。雨がほぼ止んでいたので、歩けばズボンが乾くかなと思ったし、ずぶ濡れでバスやタクシーに乗るわけにもいかないし。
駅で帰りの特急を予約し、着替えも済ませ(どこでや)、自分用の土産を買い、電車に飛び乗った。
上の写真は春日山山頂付近の竹やぶ、下はお世話になった(3回前を通った)小坂神社、である。
2020/06/28