川北英隆のブログ

WEB用のカメラを買う

ビデオを使った会議が増えている。そこでWEB用カメラを探した。見つかったのは、USB接続、マイク付き、4000円しない製品である。中国製だが、粗悪でも買い換えればいいとの感覚で買ってしまった。
僕が持っているノートパソコンにはカメラもマイクもスピーカーも付いているので、それで良さそうなものなのだが、そのノートパソコン、(元?)一流メーカー製なものの、Wi-Fiの送受信が不安定である。切れやすい(どこかのアホボンかいな)。通信用の部品をケチっているのだろうか。
しかも、カメラが下、つまりキーボードの高さに付いている。このため、顔を下から写すことになり、「変な顔」に写る。「それは被写体が悪いからや」との雑音が聞こえたものの、無視しておく。
そこで、WEB会議には安定しているデスクトップを使いたいと思ったのだが、デスクトップには普通、カメラが付いていない。ということで、WEB用カメラを買うことにしたわけだ。
以前にも同様の外付けのWEB用カメラを使ったことがある。でも、カメラの位置が定まりにくく、どのように置くのかが難しかった。要するに使い勝手を考えていない製品だった。どこ製なのかは忘れたが。
今回のものは、この点はちゃんとしている。カメラはパソコンなどに引っ掛けるか、台の上などに置くタイプなのだが、カメラに付属している土台部がそれなりに重いため、設置しやすく、その後のグラつきも少ない。
とはいえ、問題があった。カメラの性能が良すぎることと、ワイド(100度の視野)だということである。デスクトップのモニター上に設置したところ、オーバーに表現すると、部屋と自分の姿全体がくっきり見えてしまう。その結果、たとえば上は背広姿、下は短パンなんていうインチキも通用しなくなる。女性なら、きちんとした化粧を強いられるだろう(僕としては、化粧してもらう必要性を感じないのだが)。
部屋の中は流行りのバーチャルな背景を使うと隠せるだろうが、顔や姿はどうしようもない。それともアバターを登場させ、彼/彼女に僕の動きの真似をしてもらうのかな。
WEB会議とアバターの関係で思うのは、技術の進歩は次の進歩?を促すことである。かつてのマイクロソフトとインテルの関係(OSが重くなったから高性能のCPUが求められ、CPUが高性能になるとより多機能で重いOSが開発されるという循環的関係)みたいなものか。
話しを戻すと、電源をオンにしないノートパソコンを顔の近くに置き、そのノートパソコンにWEB用カメラを載せてみることにした。そうすれば部屋や自分の姿の問題はとりあえずクリアできるだろう。明日、早速試してみたい。

2020/06/01


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