川北英隆のブログ

吉田山を越えて黒谷へ

最近は雨の日が多く、また濡れるのは先日の金沢で満足しきったため、トレーニング不足になっていた。そこで軽くと、研究室に寄った帰りに吉田山を歩くことにした。
大学から簡単なのは吉田山の北側から登るコースである。「登る」とは大袈裟、散策程度なのだが、雨の日は楽しい。暗い林の中、何かが飛び出すようでもあり、今の時期はカシ科の木々に昆虫が群がっているようでもあり。とはいえ、前者はもちろんのこと、後者も残念ながら現実ではなかった。
写真は、雨の林の中、吉田山に続く道を振り返ったところである。この写真を撮った少し先で山頂となる。山頂にはヤブ蚊が多かった。
下りをどうしようかと思っていたところ、山頂から少し下ると「神楽岡通り」への表示があった。この通り、京都の高級住宅街でもある。大文字山が正面に見えるから。
吉田山から神楽岡通りへと下りたことがなかったので、それを下ることにした。石段の道が続いている。濡れていると石で滑ることがあるので要注意だが。
適当に下り、神楽岡通りに出た。寺や神社が多く、天皇陵も混じっている。高級住宅街とはいえ、そういう場所でもある。
通りを下っていくと金戒光明寺、いわゆる黒谷さんに出る。実は吉田山から神楽岡通りに下った直後、南側に黒谷さんの塔と建物が見える。なかなかの眺めである。
以上、吉田山、神楽岡通り、黒谷さん、こういう位置関係にあるのだと初めて知ったような、雨の日の適当な散策だった。
20200713吉田山.jpg

2020/07/13


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