川北英隆のブログ

久しぶりにカナブンを見る

先日歩いた三田の奥の山、書き忘れていたことがある。有馬富士の最後の登りで見かけたカナブンのことである。
まず、そのカナブンの写真をアップしておく。
子供の頃、よくカナブンを見かけた。カブトムシやクワガタを取るため、普段はお城の近くに出かけた。友達と一緒が多かった。母親の実家に泊まりに行くと、村一番の高台(山の上<やまのかみ>と呼んでいた場所)に出かけた。
主役であるカブトムシやクワガタはなかなか登場しなかったが、カナブン、タテハチョウ、名前のわからない小さく黒くて赤い斑点のある甲虫(テントウムシではない)、そしてスズメバチが群がっていた。当然のようにアリもいた。
有馬富士の最後の登りで見かけたクヌギにも、タテハチョウとスズメバチがいた。それらは人の気配を感じてすぐ逃げてしまったが、カナブンだけは簡単には逃げない。子供の頃と一緒だった。
当時、カナブンは山ほどいて、主役がいなかったときの腹いせで(手ぶらもしゃくなので)、何匹か虫かごに入れて家に連れて帰ったものだ。家で飽きると庭に放した。カナブンはよく飛ぶから、あっという間に空に消えていった。
そんなカナブンを見かけたのは何十年ぶり。というので写真に撮ったわけだ。
20200726カナブン.jpg

2020/07/26


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