今週、週間天気予報によると天気は悪いし、天気の良い日に仕事が入るというチグハグな状態である。そこで昨日、山に入るつもりで夜明け前に起きたのだが、雨が降っていた。
「今日は無理か」と諦めていたところ、朝食後に天気が持ち直した。意外に涼しいし(一時ほど気温が高くないと言うのが正しいかな)、急いで支度をして大文字山をトレーニングがてら歩くことにした。
今年はまだ元気にセミが鳴いている。アブラゼミがほんの少し、ミンミンゼミはかなり少なくなってきた。多いのはツクツクボウシだが、心持ち少なくなったように感じる。
山にもう花はなく、実の季節に入った。山道にはカシ類の実が目立つようになっている。この実を食べに動物たちが活躍するだろう。
そういえば、大文字山で使っている山道に一箇所、ヌタ場がある。ここ数日はにわか雨もあり、そのヌタ場には水がかなり溜まっていた。思い出すと、今年の夏、ヌタ場の水は枯れなかった。枯れる年もあることからすると、例年よりも夕立が多かったということか。
そのヌタ場の写真をアップしておく。この近くで若い鹿を見かけたこともある。
山から下りてくると、道に葛(屑ではない)の花がこぼれ落ちていた。道にかぶさった灌木の上に葛が茂っているようだ。毎年咲いている。葛、大きな葉に小さな花が咲く姿よりも、道にこぼれ落ちたほうが花らしいと思う。
その葛の花の写真もアップしておく。
一つこぼれ 里道に咲く 葛の花
2020/09/07