川北英隆のブログ

新幹線の新しい車両に遭遇

学会(日本価値創造ERM学会)で東京に出掛けた。新幹線、できるだけガラガラの列車を選んで乗っている。今回の行きは、多分だが、新大阪始発のを選び予約した。これが大当たりだった。
京都駅に入ってきた車両を見た瞬間、「ひょっとして」と感じた。東海道新幹線の車両、横のマークを見れば機種というか型番が分かる。その横顔が見慣れなかった。
大阪と東京間では、この6月までN700とN700Aが走っていた。そこに7月からN700Sが加わった。一度乗ってみたいと思っていたのだが、それを探すよりも「空いてる列車」の優先度のほうが高いから、2ヵ月間は無縁だった。だから今回、それに当たって「ラッキー」だった。
普段の乗客に対するN700Sの一番の売りは、グリーンでなくても各座席にコンセントが備わっていることだろう。確かに、普通車の各座席の肘掛けの先にコンセントがあった。
グリーンは足元が広くなったとか。それに座り心地も良くなったとある。最近、グリーンの方が混んでいるのではと感じているので、いつ乗車できるのかは不明だが。
さらに言えば、客室の前後にある液晶画面が一段と大きくなった。どこを走っているのかとか、乗り換え案内とかが表示され、(残念ながら今はほとんど乗っていない)外国旅行者に親切になったと思える。
その他、いろいろと進化した部分があるらしい。N700が登場したのは2007年、N700Aは2013年である。7年前後で新しい機種が投入されている。さらに7年後の2027年、リニア方式で中央新幹線が営業開始を予定している(少し怪しくなっているが)。そうなれば、東海道新幹線の車両や運行形態も大きく変わるのだろう。
と思いながら、N700Sの、力強い乗り心地を楽しんだ。帰りも期待したのだが、そんなに当たるわけもなく、N700Aという普通の結果に終わった。
オタクではないので、写真は撮らなかった。

2020/09/09


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