川北英隆のブログ

マコモダケを買う

木之本駅には大きな売店がある。後から知ったのだが、「ふれあいステーションおかん」と名付けられている。「おかん」とは「お燗」ではない(当たり前か)。
店内には地域の名産物や工芸品が置かれている。時間があまりなかったので全貌は不明ながら、普通の駅の売店と異なり、楽しめそうだった。そうそう、地酒もあった。
そんな中から選んだのがマコモダケである。何年か前、東京は四谷三丁目の中華料理屋、峨嵋山で食べた。食感から筍だと思ったのだが、家に帰ってから本当の正体を知った。マコモとはイネ科の植物であり、水辺に育つらしい。そのマコモの茎に黒穂菌(くろぼきん)が寄生する。秋になると、そのせいでマコモの茎が根元で膨らむ。その部分を食材にするのだそうだ。
このマコモダケ、200円で7本(だったか)あった。家で野菜炒めのようにして食べた。やはりシャキシャキしていて美味しい。クセがない。
各地で栽培が始まっているとのこと。旬は9月下旬から10月中旬ころまでの1ヶ月程度らしい。
写真がそのマコモダケである。まあまあ大きい。茎を割いて中から白い部分を取り出す。
20201009マコモダケ.jpg

2020/10/09


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