川北英隆のブログ

修験場だった岩尾山

峠の少し北側、左手に参拝路がある。といっても車道である。後で気づいたのだが、かつての参拝路はもう少し北側、今の大正池の辺りから登っていたようだ。・・・

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2020/12/31

甲賀と伊賀の境の過疎

笹ヶ岳から北東に丘陵地帯を抜け、甲賀と伊賀の境に入った。今回歩いた伊賀市の槙山地区には河合川が流れ、淀川の一大支流、木津川に注いでいる。甲賀の大部分が宇治川(琵琶湖)の上流部に位置するとすれば、伊賀は木津川の上流部に位置する。・・・

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2020/12/31

信楽の笹ヶ岳往復

東海道本線もそうだったし、草津線もだが、空いていた。学生が冬休みなのだろう。貴生川駅で信楽鉄道に乗り換える。草津線の柘植方面行きと同じホームから出る。信楽鉄道、かつて国鉄だった名残りだろう。ホームの真ん中にJRのICカード用改札機がある。・・・

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2020/12/31

甲賀と伊賀の国境を歩く

今年の山納めは甲賀と伊賀の国境地帯だった。信楽の名山、笹ヶ岳(738メートル)に登り、そこから伊賀と甲賀の境を歩いて岩尾山(471メートル)を詣で、甲賀に戻った。・・・

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2020/12/30

地方からの離脱は日本の損失

日本は変な国だと、山間部を歩く度に思う。最近行く山は、1つは大阪府や京都府の周辺地域である。大阪の能勢(のせ)や京都の園部などを挙げておこう。もう1つは滋賀県の、少し中心を外れた地域(琵琶湖周航の歌に登場する今津=高島、長浜など)である。・・・

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2020/12/30

交野山から源氏の滝へ

前回アップした写真からわかるように、当日の天気は雲が多く風も吹いていた。国見山からの展望を少し楽しんだ後、早々に交野山へと歩き始めた。・・・

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2020/12/26

国見山

京阪の河内森駅からJRの河内磐船駅への乗り換えと、JRの津田駅から国見山の登山口へのアプローチは要注意だろう。新興住宅街に近い山全体に言えることなのだが。・・・

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2020/12/26

国見山と交野山を歩く

今週の山だが(山が趣味でかつこのブログに目配せしていると気づくのは、ここ数ヶ月、毎週山に入っている)、娑婆での予定を入れなかった日の天気が冬型だったため、コースを変更、京都より南の山にした。国見山と交野山である。交野からイメージして北河内である。・・・

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2020/12/26

指導力のないトップは去れ

新型コロナ、京都は今までましだった。だから僕として、他人事として観察していれば良かったのだが、12月の中旬以降、そんな暢気さがなくなりつつある。京都府の感染者の推移を府のサイトから切り取り、アップしておく。明らかに急増している。・・・

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2020/12/25

世の中は詐欺まがいばかり

スマートウォッチを買った。登山用の時計がいよいよ寿命らしくて、機能しない状態がほぼ毎日生じる。「そんなん時計かいな」というので、思いついたのが安いスマートウォッチである。ネットで購入したところ、2980円で買えた。・・・

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2020/12/24

ふるさと納税で対馬を応援

微力ながら国境の島、対馬を応援している。身近な方法として、ふるさと納税を使った応援である。とくに対馬との個人的関係はないが、司馬遼太郎の「街道をゆく」を読み、国境の島であることを再認識したからでもある。・・・

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2020/12/23

中島修三氏の逝去

弁護士の中島修三氏が亡くなったとの報が入った。71歳である。調べると、1949年3月生まれ、大阪出身とある。1990年代の半ばからだろうか、中島氏から電話が入り、交流が始まった。その後の10年間近く、中島氏からいろいろと示唆をいただいた。・・・

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2020/12/21

木星と土星の大接近

今日は冬至。もう1つの天体イベントとして、木星と土星が大接近する日でもある。1623年以来の接近度合いということで報じられてきた。その接近、昨日、京都ではよく見えたというか、見えなかったというか。・・・

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2020/12/21

今年の京都はちょー寒くて

コロナにめげず京都に来ようという奇特な方々に告げたい。今年の京都は「えらく寒いで」と。写真を添えるが、北から冬将軍の(北の将軍様ではないが)足音が聞こえる。それどころか、大きくて白い足さえ見えた。・・・

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2020/12/18

通勤超過勤務手当の制度化を

新型コロナで大嫌いになった通勤、その苦痛と心労を軽減させる政策を早急に検討してほしい。電車に乗ると、換気、抗菌、マスク着用、会話控えめなどの決まり文句がアナウンスされる。これらは国交省主導の対症療法である。新しい社会への設計思想に欠ける。・・・

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2020/12/18

忍阪から外鎌山を越える

赤尾の村落の対岸、忍阪(おつさか)に出た。この村が外鎌(とかま)山の登り口の1つである。調べたところでは、忍阪から外鎌山への、地形図に記されている破線路はあまり使われていない。天皇陵を経由し、南南東に伸びる尾根からの道が今のルートのようだった。

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2020/12/16

鳥見山

近鉄桜井駅で降り、南口に出る。伊勢や吉野への道が交わり、桜井市の中心である。伊勢街道沿いに、栄えた名残がある。ご多分に漏れず、今は寂れているが。そんな街歩きの後、多武峰への道に入り、学校の前を過ぎる。すぐに等彌(とみ)神社の鳥居がある。・・・

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2020/12/15

鳥見山と外鎌山を歩く

M君と1ヶ月ぶりに奈良の山を歩いてきた。今回は桜井市の中心部からすぐ南にある鳥見(とみ)山、245メートルと、その東隣の外鎌(とかま)山、292メートルである。いずれも大和三山よりは高い。・・・

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2020/12/15

環境=Eと社会性=Sの矛盾

ESG(E=環境、S=社会性、G=企業統治)に投資家が注目し、力を注いでいる。企業もこのESGに逆らえないようだ。「石炭火力発電禁止」が象徴的である。しかし、大きな疑問がある。この石炭火力からの離脱、Eはともかく、Sの観点からはどうなのか。・・・

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2020/12/14

GoToは老人の運転より少し上

新型コロナの感染者数が新記録更新中である。コロナオリンピックの累積感染者数部門で日本は47位である。その日本、1日3000人の新規感染者数に達した。オリンピックでの日本の前後の国を眺めると、日本に勢いがある。さらに順位を上げると「期待」したい。・・・

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2020/12/13

伽藍山

石山寺から京阪の石山寺駅の手前までに歩く。参詣道として、国道422号線の横に広い歩道が整備されている。駅の手前に水路があり、その南側が伽藍山公園の入口となっている。それに入る。伽藍山(239メートル)の登山口とされている。・・・

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2020/12/12

岩間山から石山へ

分岐からしばらくは舗装だが、やがて地道になる。四駆でないと登れないだろう。道なりに歩き、奥宮神社の南端に出る。岩間山(443メートル)の一角である。・・・

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2020/12/12

笠取山を越える

黒出から西笠取へと歩く。途中、キダチダリアがたんさん植わり、満開だった。付近で流行っているようだ。右手に(西笠取)清瀧宮がある。それを過ぎると車道が分岐する。左手の山に向かう道、笠取山方面へ峠道をとる。かつての巡礼道である。石の道標が点在する。・・・

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2020/12/12

本宮ノ峰を越えて西笠取へ

本宮ノ峰の名は地形図にないものの、「日本山名総覧」にはある。上醍醐から南に続く尾根上にあり、476.0メートルの三角点がある。醍醐山よりも高い。その尾根を南にたどると、喜撰山を経て宇治川に至る。・・・

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2020/12/12

供水峠から本宮ノ峰登り口へ

京都市営地下鉄の石田駅で降りる。日の出の直後だった。通勤客の駅への流れに逆行して歩くのが申し訳ない。石田駅から供水峠へは東南東にほぼ真っすぐである。日野からは先は1ヶ月前に歩いただけである。・・・

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2020/12/11

供水峠と醍醐と岩間を越えて

以前からの計画があった。山科から山越えしつつ大津の石山に抜けたいと考えていた。この京都と滋賀の境には500メートル前後の山が続いている。一番高いのは千頭(せんず)岳の三角点、602メートルだろう。この領域、かつては峠道が整備されていたようだ。・・・

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2020/12/11

詐欺メールの臭い

Cメールにメッセージが入り、「荷物を届けたが本人が不在なので持ち帰った」と。連絡するようにと、ネットでの連絡用にURLが書かれていた。怪しい。念のために郵便ボックスを調べたが、何も連絡がない。直接、誰かが荷物を持ってくるなんて、ありえない。・・・

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2020/12/09

東京大手町のホコリ

このホコリ、「誇り」ではなく「埃」である。先日(一昨日や昨日ではなく)、東京に出かけ、久しぶりに地下鉄に乗って移動した。大手町駅で降り、東京駅に戻るために地下通路を歩いていて気づいたのが、このホコリである。・・・

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2020/12/09

キダチダリア

何年前からだろうか、気になっていた花がある。この時期に咲く、背丈が3メートルを越す花である。色はピンク、一重で大きい。・・・

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2020/12/08

三子山を往復して黒川へ

鈴鹿峠に着いたときはかなり時間的に切迫していた。滋賀県側の15時半のバスに乗りたかったから。バスは1時間に1本あるが、後のバスになると、12月は日暮れである。・・・

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2020/12/08

鈴鹿峠へ

筆捨山から旧東海道に下りて、次に目指すのは鈴鹿峠である。旧東海道を北西に歩き、まずはかつての宿場町、坂下に向かう。・・・

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2020/12/07

羽黒山と筆捨山

関富士から車道に戻った後、次に目指すのは羽黒山から筆捨山に続く尾根である。まずは車道を下る。その車道の北側に、中腹から白い岩が何個も飛び出した山が見えた。羽黒山である。グーグルマップの航空写真で見ても岩らしき物が点在している。・・・

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2020/12/06

観音山と関富士

城山から下り、再び国道を横切って旧東海道に戻る。関の中心部に戻りつつ少し歩くと、北への細い道がある。それに入り、神社(関神社の御旅所らしい)の横を通り、車道を横切ると、観音山公園であるが、あまり公園らしくない。・・・

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2020/12/05

関宿と城山

京都から、東海道本線の草津で草津線に乗り換える。僕が乗った列車は8両編成で、田舎の線にしては長い。ただし、柘植まで行くのは前の4両で、後ろの4量は途中の貴生川で切り離される。柘植で関西本線に乗り換えたが、何と、草津線よりも田舎の線路だった。・・・

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2020/12/04

東海道の関から鈴鹿峠を歩く

今年の春に続き、鈴鹿の南端近くを歩いた。春に山頂から鈴鹿峠を見て、それを越えたいと思ったのが始まりだった。どうするか計画していると、東海道の宿場町、関から北に上がれば、何山か越えて鈴鹿峠まで歩けることに気づいた。・・・

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2020/12/04

満月の明け方

11/30は満月だった。翌日、夜明け前に起きると、その月が愛宕山方向に沈もうとしていた。初冬、日が一番短い頃に突入したから、夜明け前の月は明るい。・・・

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2020/12/02

日本の政治家も大衆迎合に

誰もがそう思っているだろうから書いていないが、トランプは情けない。論理矛盾的な政治を行い、最後は明らかに選挙で負けたのに、潔く退かないのには涙がちょちょ切れる。地位に安住したいのか。この点で、日本の政治家もトランプを笑っていられない。・・・

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2020/12/01


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