石山寺から京阪の石山寺駅の手前までに歩く。参詣道として、国道422号線の横に広い歩道が整備されている。駅の手前に水路があり、その南側が伽藍山公園の入口となっている。それに入る。伽藍山(239メートル)の登山口とされている。
沢沿いに車道が西へと伸びている。植林の中に入り、地道となる。峠まで登ると、右(北)側の丘に向かって階段が続いている。その上が伽藍山公園らしい。一方、伽藍山は峠の左(南)側のピークである。道らしいものはない。
仕方ないので、植林の中を登ることにする。ところが、間伐した木がそのまま放置されていて歩きづらい。植林の右手(西)が広葉樹の林、歩きやすそうだったのでトラバースした。これが正解で、簡単に尾根に上がれた。
伽藍山から北北西に伸びる尾根である。かすかに踏み跡もある。それを東にたどる。小さなピークを越し、すぐに伽藍山に着く。植林と広葉樹の混じったピークで、展望はない。
どう戻るのか考えたが、往路を戻り、広葉樹の中を北側に下りることにした。上がってきた地点を過ぎ、もう少し西に進んでから北側に下った。踏み跡は消えたものの、比較的簡単に林道に出た。
その林道を石山方面に戻るように進んだが、先の伽藍山公園への峠との間にはヤブがある。仕方ないので、遠回りだが林道をそのまま歩き、石山寺駅に出ることにした。林道は伽藍山公園の北側をぐるっと回り込み、石山寺駅の西側の住宅街に出る。住宅街の南側を歩き、駅のすぐ南側に出た。
公園入口から伽藍山経由で石山寺駅まで50分。朝の出発点、地下鉄石田駅を出てから7時間20分だった。
写真、上は石山寺の仁王様、下は伽藍山の山頂である。
2020/12/12