コロナにめげず京都に来ようという奇特な方々に告げたい。今年の京都は「えらく寒いで」と。写真を添えるが、北から冬将軍の(北の将軍様ではないが)足音が聞こえる。それどころか、大きくて白い足さえ見えた。
写真は15日、研究室に用事で行った時、荒神橋から見た北山である。学生の頃、こういう風景に出会うと、「そろそろ実家に帰ろう」と覚悟したのを覚えている。
その日、市内でも少しだが雪がちらついた。翌16日はもっと将軍が近くに来て、その日の夜か明け方か知らないものの、市内に雪が積もった。17日、起きると近くの町家の屋根が白かった。気象庁の発表では積雪1センチとあった。最低気温は氷点下にならなかったものの、0.2度だった。今日は雪こそ降らなかったが、最低気温は0.3度と、昨日に続いて寒い。
実は昨日、東京に日帰りで行った。いつものように、歩けるところは歩く主義を貫いているため、地下鉄を利用しなかった。さすがに東京は怖いので。
当日の新幹線、米原を過ぎて関ヶ原で徐行運転した。その箇所には相当雪が積もっていた。米原の積雪は30センチ台である。見た感じでも「確かに」と思った。
昨シーズンの冬は温かった。今年の冬が寒いのは、「コロナやし、出歩くな」という天のお告げだろう。
2020/12/18