コロナオリンピック39位
ジョンズ・ホプキンズ大学調べによると、コロナ感染オリンピックにおいて日本が順位を上げ、39位と大台を変えた。これまで39位だったヨルダンを数日前に抜いたようだ。
日本の新規感染者推移の切り抜きをアップしておく。毎日7000から8000人で推移していて、ヨルダンの2000人弱よりはるかに多い。
日本より少し上の国を見ると、新規感染者は5000人／日を割っている。このままで推移すれば、日本の順位は30位台半ばまで、比較的簡単に上がる。「名誉」なことである。
コロナにとって、日本の対応がちぐはぐで、かつ先手を取れないことが「幸い」している。ワクチンにしても、欧米は仕方ないかもしれないものの、インドの素早い対応にも遅れをとった。これをどのように考えればいいのか。
飲食や旅行などへの負の影響を食い止めようとするなど、ウイルスに関係しない対応には積極的であるが、病院やワクチンといったウイルスへの直接的な対応には消極的に見えてしまう。「優しい国民性」が、対ウイルスにも出てしまっているのか。
いずれにせよ、何が一番重要なのか、よく考えないといけない。対応に優先順位をきちんと付け、より抜本的な対応に力を入れてもらいたいものだ。
2021/01/17
