またまたと言うべきか、マイクロソフトが陰謀を図っている。毎朝の習慣でインターネット・ニュースを見ようとしたら、ブラウザに警告が出された。いつも使っているブラウザはグーグルのChromeである。そこにマイクロソフトが拡張機能をインストールしたという。
その警告を消してしまったので正確には書けないが(切り取っておくべきだった、残念)、「デフォルトの(既定のものとして使う)検索エンジンがBeingに変わるように設定された」という。
これってウイルスを埋め込む行為に近い。これをやったのがマイクロソフトという社会的に認知された組織でなければ、ウイルス対策ソフトが即刻機能し、排除してしまっていただろう。もしくはマイクロソフトが高度なテクニックを使ったため、ウイルス対策ソフトが黙ってしまったのかもしれないが。
Chromeは、そのマイクロソフトが勝手にインストールした拡張機能を有効にするかどうかを問うていた。もちろん答えは「ノー」である。これまで何度も経験しているのが、マイクロソフトはグーグルのソフトの代わりに自社のものを使わせようとする仕掛けである。まさに、あの手この手と言える。
以前は便利さで格段の差があったものの、現時点においてグーグルにこだわる理由は多くない。だが、マイクロソフトの露骨な行動に何度も遭遇すると、「絶対に変えないもん」との意をますます強くしてしまう。
2021/03/03