川北英隆のブログ

竜王山を往復して帰路に

湯谷ヶ岳から下り、車道を西に上がってローズタウンの南端付近に出た。この新興住宅街からの通勤をどうするのか、そもそも買い物はと心配になる。日本にもバブルがあったという記憶かもしれない。僕自身も、(猫のため?)バブル期に家を買う羽目になったのだが。
新興住宅街から南に峠を越える。途中、銭原(ぜにはら)という村の北側だろうか、春日神社という名の神社があったので立ち寄った。小さな社があり、その横で小動物が2匹動いた。色合いからして「すわ、キツネか」と思ってよく見たところ、子猫だった。バブルと飼い猫の話しを思い出したので、銭原で登場したのかもしれない。
銭原の南で県道に出て、その後は川沿いに歩く。下音羽という村で茨木と亀岡を結ぶ県道にぶつかるので、それを南に歩く。峠道である。登り切ったところが竜王山への登山口(参道入口)である。
帰りのバス停は峠のすぐ北側にある。それを確認した後、参道を登った。石段があり、お地蔵さんもあり、整備されている。このまま参道が続くのかと思ったところ、途中で舗装された車道になった。竜王山の南麓にある忍頂寺から伸びてきているのだろう。東海自然歩道にもなっている。
後はこの道を歩き、蛙岩(どれが蛙岩よくわからなかった)、岩刀山(薬師如来が出現したとかいう岩)を見ながら八大竜王宮に着く。竜王山は雨乞いの山だったようだ。
その先は地道になるが、すぐに三角点のある山頂に着く。植林と広葉樹が入り混じった山頂で展望がない。もっとも、山頂部分に展望台が設置されている。その上に登ると、金剛、葛城、生駒、大阪市内などがよく見える。
帰りは往路を戻った。阪急茨木駅へのバスは1時間に1本、忍頂寺に寄るには時間が乏しかった。
このバスでデジャブ的体験をした。新名神の下を通る時、その高速道路の高い橋に「見覚えがあるような」と感じた。「よく似た橋が何箇所かあるのだろう」と思いつつ、スマホの地図でバスの通っている場所を確認したところ、先月、大阪モノレールの彩都西駅から箕面までのコースで実際に歩いていた。バスと歩きでは少し印象が異なるので、デジャブに思えたようだ。
写真、上は竜王山への参道入口、下は山頂の手前にある岩刀山(いわたちやま)である。写真の奥、岩刀山という岩の割れ目から薬師如来が現れたという。新型コロナを退治するため再現していただきたいものだ。でも、祈りをはじめとした厚労省の努力が足りないかな。
20210307竜王山参道入口.jpg

20210307岩刀山.jpg

2021/03/07


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