川北英隆のブログ

歌垣山を越え朝日山へ

歌垣山を越えて北東に犬飼川へと下り、朝日山に登り返す。これが今回のルートの難所かなと思っていた。ネットで少しだけ調べたものの、記録が出てこなかった。ヤマレコに足跡だけあるので、それを頼ることにした。結果も、やはりこの部分が一番歩かれていなかった。
歌垣山の登りは3/6に書いたとおりである。南峰(女山)にある三角点(553.4メートル)を確認し、北峰(男山)で小休止した。妙見や六甲の展望が楽しめる。
歌垣山からは北に伸びる林道をたどる。木の間から小和田山と、その奥に大きな半国山や深山の姿が見える。林道は植林の中だが、やがて右手にフェンスが出てくる。栗林らしい。車道が東を向き、やがて南の谷に折れる。その地点から東へ、稜線沿いに近畿自然歩道が伸びている。歩道の道幅は広いが、落ち葉が多く、あまり踏まれていない。
近畿自然歩道に入り、545メートル峰へと続く稜線の北側を巻く。545メートル峰を忠実にたどる踏み跡もあったが、今回は先が長いのでパスした。
稜線を巻きながら歩道は自然と545メートル峰の北東尾根に入る。テープがあったので、545メートル峰を踏んでから下ることも可能なのだろう。
歩道はしばらく北東尾根を下るのだが、標高450メートル付近で左(西)に尾根を外れる。尾根をそのまま直進する踏み跡もあったが、倒木が多そうだったので、そのまま歩道をたどることにした。地形図にある標高400メートル弱の等高線をからむ破線路に向かって歩道は下り、やがて合流する。能勢変電所の大きな建物も見えた。最後に能勢側(地形図に吉野と記されている村) から犬飼川側に越える車道にぶつかる。変電所の真南である。
車道を下る。ルンルンで犬飼川まで下れるのかなと思ったが、大間違いだった。変電所の南東側に小さなダムがあるのだが、車道はその手前で車道とは言えなくなり、ダムから下は大水のためだろうか、壊れていた。倒木もある。歩くのに大きな支障はないのだが。
犬飼川に入る手前で、先に分かれた尾根伝いの踏み跡の様子を確認した。尾根の取り付き点の上にはテープがある。ただし、取り付き点の付近は沢の水量が多く、また尾根の傾斜が急である。登りはともかく、下りに使うのには注意が必要だろう。
最後に鉄の橋で犬飼川を渡り、犬甘野からの車道に出て、その車道を川沿いに歩く。2キロ弱で砂防ダムの横を過ぎ、車道の分岐に着く。179メートルの標高点のある地点である。
車道の分岐を左(西)に折れ、犬飼川の支流沿いに歩く。その支流を1回右岸(西)に渡る。左岸に渡り返す橋の手前で、左(西)の斜面にロープが取り付けてあるのを見つけた。踏み跡が登っている。分岐から1キロ弱の地点である。ここから朝日山への登りが始まる。
写真は歌垣山の北から見た府境付近の山である。上には、手前に小和田山、奥に半国山が写っている。下は深山である。
20210327半国山と小和田山.jpg

20210327深山.jpg

2021/03/27


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