川北英隆のブログ

コンビニすごいぜ

「昆虫すごいぜ」みたいだが、コンビニが絶対的にすごいと主張するわけではない。銀行と比べてすごい、逆に銀行がしょぼいと思っただけだ。何がか。
事件は固定資産税で生じた。せこい京都市は4/1を心待ちにし、一斉に固定資産税の徴収書類を送付したようで、わが家には4/2に届いた。すごい。実家のある貧乏な大和郡山市でさえ、そこまでせこくない。「京都市、税金より先にやることがあるはずやろ」「コロナワクチン接種を早く連絡せえや」と思ってしまった。
それはともかく、税金の支払いを振替納税にする気はさらさらない。相手が知らせてきて、こっちがそれをチェックし、それから支払いに手続きに入るのが当然だ(納付者の権利でもある)と思っている。
話しが横道に逸れるが、大学が常勤雇用者(事務員や教員)に対して、給与明細をネットで見るようにと何回も執拗に誘導していた。それも無視した(今は非常勤なので給与明細は紙で配られる)。雇用されている者に対して雇用主が、これこれだから、しかじかの給与を支払うと積極的に通知するのが当然である。それなのに、雇用者から給与明細をわざわざ見に行くなんて、雇用者の(この場合の表現としては労働者かな)の権利を踏みにじっていると、大袈裟にはそう思っていた。
それはともかく、コロナ以降、銀行で納税するのはやっかいだ。ATMはともかく、窓口に行くには原則予約制である。混雑を避けるためだとか。
これも横道だが、せこい緑の銀行は、ATMの台数が少ない(計算し、絞っているのだろう)。だから延々並ばないといけないことがあるのだが、その列が店舗の外にまでできてしまう。その場合の普通人の当然の行動なのだが、店舗の外では「間を(そんなに)空けないように」と並ぶ。その光景を見ていつも思うのは、「(お客さまの健康・安全確保を最優先として=緑の銀行のHPにこう書いてある)密を避けるのなら、ATMの数を増やせや」と。
実は緑の銀行の京都では、税金などの公共料金を紙ベースで振り込む客が多いのか、紙に記載された振込先や金額をOCRで読み取り、そのまま振り込める機械が設置されている。でも、入店するときに入口でおっちゃんに質問されるし、機械の前に行ったとしても、年に1、2回の機械操作を覚えているはずもない。
その面倒さを避けるため今回は、銀行のATMで現金だけを引き出し、それを持って近くのコンビニに行った。正確には7-11である。近くにローソンもあるのだが、こっちのコンビニの機械設備を信頼していない(要するに頓馬な機械しか置いていないと感じている)。
7-11では何回か電気料金だったか、その類を振り込んだことはあるのだが、その時はたかだか数千円だった。今回は万円を超す。店員が札を数えるのかなと思っていたところ、振り込み用の機械があり、そこに現金を自分で入れる仕組みである。札を数えるスピードは遅いが、でも「ああっ」という間に終わってしまった。ちなみに、京都市の固定資産税の場合、30万円まで可能だそうだ。
コンビニの方が銀行の窓口で振り込むよりもはるかに速い。銀行の機械でやるにしても、店員違うか行員に(今さら恰好を付けずに店員でいいと思うが)機械の操作をいちいち教えてもらうことと比べ、感染リスクも少ない。ということで「コンビニすごいぜ」「銀行しょぼいぜ」だ。

2021/04/09


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