川北英隆のブログ

イワウチワとイワカガミ

己高山を歩いていると、初めての花に出会った。イワウチワである。しかし何だか変である。その花が咲く下に見慣れた葉がある。広くて丸みを帯び、厚みもあってイワカガミそっくりだ。花だけが著しく異なっている。
家でイワカガミを検索するとイワウチワの花も出てきた。共にイワウメ科とある。2つの花の葉が似ていることは論より証拠、写真をアップしておく。上がイワウチワ、下がイワカガミである。
イワカガミの花が咲くのはもう少し遅い。アップしたイワカガミは鈴鹿の端、綿向山で見たものであり、5/15に撮った。ほぼ咲き終わりに近く、ゴールデンウィーク頃に満開なのだろう。綿向山だが、位置的に己高山よりも南で雪も少ないことからしても(標高はほんの少し高いが)、イワカガミの花のほうが遅いと考えていい。
花としてはイワウチワのほうが立派だと思う。株の数はイワウチワのほうが少ないのかもしれない。己高山にいつまでも咲いていてほしいものだ。
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20210413イワカガミ.JPG

2021/04/13


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