新聞を見ていると、楽天、アマゾン、カード会社などを騙ったメールが多いと書いてある。それに引っかかって(ついメールか添付ファイルを開けて)、被害に遭う例もあるとか。僕の場合、その手の有害なメールは「楽しみ」でもある。何故なのか。
ホームページのトップページに示したメルアドからほぼ明らかなように、いま使っているメールはグーグルのgmailである。
このメールシステムに対して公的機関は失礼である。何かというと、受け取りを完全に拒否する場合がある。
受け取ったとしても、「本メールは、送信元がフリーメールドメインのメールです。昨今、フリーメールドメインを利用した不審メールが多数ありますので、身に覚えのない送信元であれば、削除してください。添付ファイル、リンクを開く際は、送信者本人に確認する等、十分にご注意ください」なんて注意書きを、メールを受け取った本人に与えるらしい。この文面は本物のコピーである(返信メールに付いていた)。
その理由を確認したことはないのだが、迷惑メールの多くがgmailのような、無料で使えるメールシステムだからだろう。
とはいえ、gmailは優れものである。だから、京都大学のメールシステムも、最近になってgmailをベースに作り変えられた。セキュリティはもっと厳重にしたようだが。
本題に入ると、その悪者扱いのgmailは有害なメールをほぼ完璧に振り分けて「迷惑メール」のホルダーで管理してくれる。そこに入ったメールは、開くことなしにゴミ箱に放り込める。そんなこともあり、振り分けられたメールの題名やアドレスを見るのが楽しみになる。
「こんなことを考えるのやったら、もっと生産的なことに頭を使うたほうが結局は収入が多くなるで」と思う。そのくらい、あの手この手の題名やメールアドレスを考えてメールを出してくる。もう少しだけちらっと見を続けると、実はどこか抜けているのが判明して、「アホやな」となるのだが。
2021/04/24