川北英隆のブログ

初夏は収穫の季節

七々頭ヶ岳でいろんな植物と出会った。その中から実の食べられる植物を紹介しておきたい。とくにクワとマタタビである。
クワの実はこの季節のものだろう。山を歩き、見つけると少し味見する程度だし、農家の生まれでもないし、「赤とんぼ」にクワの実が登場するので初秋の雰囲気があり、季節をよく知らない。でも思い出すと食べたのは初夏である。今回も七々頭ヶ岳の登山口付近でクワの実を見つけた。
食べると甘い。しかし実は小さいし、手や口が赤紫に染まる。たくさん食べるものではないようだ。
マタタビの実は秋である。もう25年近く前か、奥多摩を歩いていてマタタビの実をたくさん見つけた。それを焼酎に漬けた。あまり美味くないので少ししか飲まなかった。先日、残っているのを見つけてしまった。
昨秋、飛鳥の高取山で熟した実を数個見つけて口に入れた。なかなか美味かった。それに反してマタタビの葉には独特の成分があるらしく、妙に苦かったのを覚えている。
七々頭ヶ岳の登山口付近、クワとほぼ同じ場所でマタタビの花を見つけた。山の中にも何箇所かあった。次回、実を収穫しに行こうかなとも思う(多分行かないだろうが)。
そういえば、七々頭ヶ岳から小谷に下りたとき、グミが赤い実をたわわに付けていた。栽培されているようで、鳥除けのネットが被さっていた。大きなグミは食べると美味いのにと残念だった。山で自生しているのもあるが、食べると苦味が強い。
そういえば野イチゴも山に自生している。これは美味いのと、そうでないのとの差が大きい。
さらに思い出したのは、先日、実家でメスレーを収穫したことである。ウメの実も収穫した。今年のメスレーは豊作だったが、実が小さく、味はいつもの年よりも劣った。
クワの実とマタタビの花をアップしておく。メスレーの写真は2018/06/13のブログにある。
追記:わが家の鉢植えのビワを忘れていた。今年は小さな実が10個ほどなった。食べると小さいながらもビワの味がした。
20210613クワの実.jpg

20210613マタタビの花.jpg

2021/06/13


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