昨日のブログに追記した後、読者のTGさんからコメントをもらった。そこでもう少し調べたてみたところ、伊豆山の長細い土の部分は太陽光発電用に削られたものだと判明した。
TGさんからコメントは、「2017年の国土地理院の航空写真にも写っている、人工的なものではないか」と。確かに写っていた。
「太陽光発電もしくは宅地開発のためではないか」とのコメントもあったので、「熱海 伊豆山 太陽光発電」で検索すると、「太陽光発電のパネルが設置されている」との書き込みがあり、「ヤフーの地図には設置されたパネルが写っている」とも書かれていた。
ヤフーの地図に入ると、確かに削られた部分の上部に太陽光発電用のパネルが設置されている。下部は未設置で土がむき出している。
撮影年月が不明なものの、17年以降であるのは確かである。伐採と平坦化作業からそんなに年月が経過していないから、パネルが全面に設置されていたとしても、植生は当然戻っていない。とすれば、豪雨で崩れることも十分ありうる。また、伐採した木や剤った土の処理がいい加減であれば、谷筋に溜まり、ダム状になることもある。今後の調査が待たれる。
それにしても急斜面の上部に、こんな開発許可をよく出したものだ。この開発が今回の原因でなかったとしても、行政のスタンスが問われる。
ヤフーから切り取った写真をアップしておく。中央左側に削った跡が写っている。その左半分がパネル設置によって黒くなっている。
2021/07/04