川北英隆のブログ

大雨の後の先斗町界隈を歩く

夜中、京都は大雨だった。アメダスで24時間降水量を見ると京都は140ミリ、夜中2時までの1時間に64ミリの降水量だった。早朝、雨は上がった。そこで散歩をした。
写真は三条大橋(明治に入るまでは大きな橋に思えたのだろう)から見た先斗町である。右端に歌舞練場がある。鴨川は増水しているが、かなり水が引いた後のようで、遊歩道にはゴミが打ち上げられていた。
1年以上行っていない店がどうなったのか気になり、ついでなので先斗町と高瀬川界隈をネコ(寅だからトラネコ)のようにパトロールした。先斗町では店を3軒と以前に見学した旅館を1軒、高瀬川では店を1軒チェックしてみた。どれも健在のようだった。
ただしマンボウ(蔓防)期間中(7/11まで)は休業の店が1軒、酒類の提供を7時までにする店が1軒あった。この2軒は玄関の張り紙でわかるのだが、他の店は入らないと本当のところは不明である。
早朝の先斗町や高瀬川はがらーんとしていて、夜の雰囲気から一変する。狭い道端にカラスが早朝出勤し、食べ物のかけらを掃除している。指鉄砲で撃つと数メートル逃げるのが面白い。逆襲されないように気をつけながらだが。
河原町界隈では夜が明けるまで飲んだ兄ちゃんと姉ちゃんが叫びながら、でもよろよろと群れながら歩いていた。自転車に乗っているのもいたから、多分学生だろう。「早朝から仕事に忙しいカラスを見習わんと」と思いながら、コロナの季節、できるだけ離れてすれ違った。
20210703鴨川と先斗町.jpg

2021/07/03


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