川北英隆のブログ

大文字山でトレーニング

今週の山、サザエさん的なミスした。「山歩きしようと大阪まで出掛けたら」、その手前でミスに気づき、京都に戻った。京都駅からの快速の始発を使ったが、その時間帯に市営地下鉄はない。京都駅まで歩き、少しだけトレーニングになった。使った交通費は190円だった。
仕方ないので、今日、暑い中を大文字山に登った。しかし大文字山は2時間少しで終わってしまう。トレーニングにならない。そこで下りてからもう一度登り直した。蹴上と銀閣寺という2つの登山口の間を山越えで往復したわけだ。
実はこの方法、以前はよく使っていた。2年前に足を痛めて以降止めていたが、最近になって少しずつ足の調子が戻ってきている。そこで試したわけだ。
10年以上前(まだ50代の終わり頃)、このトレーニング方法を思いつき、最初に東京の高尾山で試した。暑さの和らいだ、そしてまだ日の長い9月だった。ケーブルカー横の登山口から4回往復した。朝から夕方までかかり、その時間の経過によって山の表情や登山者の数が変わって面白かった。
その2週間後、大文字山でも試した。高尾山と同じ程度の高度差なら5回かなと思い、蹴上と銀閣寺の間を5回行き来した。やはり高尾山と同じ経験をした。
この方法、なかなか厳しい。歩く量があるうえに、同じ場所を何回も登り下りするので忍耐力が必要となる。3回目くらいから止めたくなってくる。だから、大文字山の5回はもう一度やったきりである。その後は3回もしくは2回で止めている。
今回は2回だった。1回目は早朝に家を出たから、真夏といえども山の中は比較的涼しかった。しかし2回目は昼前になる。これは暑かった。真夏は2回が限界と思い、3回目に入ろうとは毛頭思わなかった。
それに真夏なのに登山者が多い。トレランも数人いたし、酷いことには1組のマウンテンバイクが登山道を走っていた。こちらが歩いているのに止まろうともしない。というか下手くそで止まれないのかも。
とにかく今週の山というノルマ(?)を果たしただけの1日である。

2021/07/31


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