川北英隆のブログ

滝を見て千ヶ峰の山頂へ

加古川線に乗り、西脇市駅に8時過ぎに着いた。小さな駅の改札を出るとバス停がある。20分発の町営「のぎくバス」に乗った。加古川線は夏休みに入ったこともあるのか混んでいなかったし、バスも空いていた。
バスに乗る前に多可町中町にあるタクシーの予約も入れた。そのタクシーだが、「のぎくバス」の終点、鍛冶屋の少し北にある加美地区のタクシーを予約するのが安上がりだったかもしれない。「地方振興のため、今回はしゃあなかった」と思っているが。
タクシーの運転手(女性)が言うには、千ヶ峰の登山口に行くのは初めてだと。少し道の案内もしつつ(道案内割引が欲しい)、9時20分に登山口に着いた。そこは駐車場、トイレ、水道のある立派さである。水道は後で説明するように、帰りに使った。
駐車場の向かいに三谷コースの登山口がある。ほぼ整備されているのは、今回歩いたコース全体に言える。ただし登り始めてすぐ、ヒルのヒラヒラと動く姿を見てしまった。そこで靴下をズボンの裾の上に履くようにした。少し暑いが仕方ない。
最初は沢(長谷)の(水の流れ下る方向を見て)左岸を登り、すぐに右岸に渡る。岩が多くなり、大きな滝(三谷大滝)が出てくる。夏なので水量は多くない。
その手前で左岸に渡るのだが、この付近は知っていないと少し迷う。再度、右岸に渡って尾根に取り付く。
杉の多い林を抜け、広葉樹が目立つようになると、左(南)から登ってくる岩座神(いさりがみ)コースと合流する。
その上は広葉樹の多い林の中の登りとなる。直登の道が荒れているせいか、横にもう1本、新しい道が付けられていた。最後は笹や灌木が多くなり、開けた山頂部に出た。三角点は山頂部の西の端にある。登山口から1時間10分かかった。
山頂で展望を楽しみつつ、大休止にした。6月に登った笠形山はもちろん、生野の段ヶ峰や遠くには氷ノ山も見えた。塵の少ない晴天だからこその展望だった。
写真、上は千ヶ峰の山頂である。下に写っている三角点は痛みがなく、美しかった。下は左から中央にかけて段ヶ峰の平らな山頂部と、奥にうっすらと氷ノ山の大きな姿が写っている。
20210806千ヶ峰三角点.jpg

20210806段ヶ峰と氷ノ山.jpg

2021/08/06


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