川北英隆のブログ

どの最高裁裁判官がノーか

6/25のこのブログで「女性対ええもん、わるもん」を書いた。今年6/23、最高裁が「夫婦別姓を認めない民法の規定は合憲」と判決したことに対し、誰が合憲と判断したのかを調べ、合憲とした裁判官(判事)を女性にとっての「わるもん」としておいた。
10/31に衆議院議員選挙が行われる。同時に最高裁裁判官の国民審査も行われる。今回審査を受けるのは、全員15名のうち、前回2017年10月の衆議院議員選挙の後に任命された11名である。
この11名について、夫婦同姓の制度が合憲か、最近の衆議院議員選挙および参議院議員選挙が合憲かの3つについて、11名の判断を調べた。
さらに、11名の出自も調べた。
現在の最高裁裁判官の定員は15名、うち裁判官と行政官から最高裁裁判官になったのが8名いて、定員の過半を占めている。見方を変えると政府は、15名中8名という過半を、裁判官と行政官で固めているようだ。彼らが、現在の行政に反抗しないと踏んでいるからだろう。裁判官と行政官にとって、最高裁裁判官になるのは最高の出世だから、それを目指した者は政府に反抗しないに違いないとの判断である。
以上について、情報を集め、まとめたのが表である。その結果としての、僕なりの審査案も示しておいた。表の一番右の欄である。
なお、表の順番は、10/31の審判の用紙に、右から順に名前が記されている順とか(これも調べた)。この配列を覚えておき(もしくは「バッテン=ノー=わるもん」と記すべき名前をメモしておき)、10/31に「わるもん=バッテン」の印をつければいい。
もちろん、人によって評価が異なるだろうから、独自に判断するのは大いに結構だ。避けるべきは白紙の投票である。それだと「バッテンが付いていない=ええもん」だと扱われてしまう。
20211022最高裁判事の評価.JPG

2021/10/22


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