川北英隆のブログ

今年のスズメバチは終わり

郡山の実家に出かけた。年末にもう一度行くかもしれないものの、今年も終わりに近い。いろいろと片付けないといけない。そうでないとまた1年、ほったらかしになるかもしれないから。
源九郎餅の中嶋に寄った。いつも見逃しているのか、城之口を見つけた。郡山の銘菓である。菊屋が元祖なので、最近ではそこに寄ると買っていた。
「そういえば中嶋も作っていたな」と思い出した。実家からはいつも(家移りしたから、「いつも」)中嶋のほうが近かったので、城之口を食べるといえば中嶋だった。今回懐かしいので買って食べた。美味かった。
前にも書いたが、子供の頃、好きでなかったのが不思議である。小さかったから好きでなかった、もっと大きな饅頭が食べたかっただけなのだと理解している。
餅も売っていた。いよいよ年末だなと思わせる。ついでに買った。丸めたのと切り餅用(なまこ)とがあったので、今回はなまこにした。
実家での最大の用事はスズメバチの巣だった。9月下旬に見つけ、10月下旬に処理を頼もうかと出かけたところ、ハチの勢いが弱っていた。庭の落ち葉の上で一匹がよたよたと歩いていたので、天国に見送ってやった。女王蜂だったかもしれないと思っている。
そこで、もっと寒くなるのを待ち、巣を記念にゲットしようと思った。調べると、スズメバチの越冬は女王蜂だけだそうで、それも巣を使わないらしい。ただし、アシナガバチの一種がスズメバチの巣を借用して越冬することがあるので注意ともあった。アシナガバチ程度なら大したことがない。
今回、アフリカ旅行用に買ってあるアメリカ軍の防虫ネットを念のために着て、遠くからスズメバチの巣を複数回つついてみた。何も飛び出して来なかった。そこで巣のある木に近づき、巣が土台にしている枝を切り、ゲットした。思った以上に軽かった。
写真がその巣である。巣の周りにある何枚かの葉はツバキのものである。左下の黒っぽく見える部分はスズメバチの玄関である。ついでに、人の出入り口が巣の右上に写っている。
20211209スズメバチの巣.jpg

2021/12/09


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