今週も用事の合間を縫い、近場を歩いた。東海道本線の石山駅からバスで南郷洗堰に行き、まずは瀬田川左岸の大日山(129m)に登った。そこから右岸に引き返し、袴腰山(391m)と立木山(305.6m)を歩いた。その後、立木観音を下り、対岸の妙見山(202m)を訪ねた。
石山駅から大石小学校行きのバスに乗る。3番乗り場、15分もしくは20分に1本ある。
今回は南郷洗堰で降りた。洗堰を渡り、川岸の森である大日山の東に回り、山頂に達した。自然林の中の山頂にはお寺と神社がある。とはいえ、少し荒れている。
洗堰を戻り、西に歩き、関西電力の湖南変電所の南側から袴腰山にとり付く。整備された道が続き、広葉樹林の中の袴腰山に着く。展望はない。南南東にくだり、341mの独立標高点に達する。そこからは琵琶湖と比良の展望が得られる。それをちらっと見た後、北東から東に向きを変えながら下り、明瞭な峠に達する。そこから登り直すと立木山(305.6m)である。立木観音の境内はすぐそこながら、途中から車道になる。
立木観音に参り、東へと長い階段を下る。最後に瀬田川の流れを見て車道(国道422号線)に出る。歩道が整備されている。鹿跳(ししとび)橋を渡り、大石地区に入る。
浄土寺という大石内蔵助の先祖を祀る寺がある。その裏から妙見山に入る。踏み跡はあるものの、所々が「確かに」程度にすぎない。踏み跡を拾いつつ、適当に歩き、妙見山の山頂に着いた。下りは往路を戻り、大石地区の宮前橋から石山駅行きのバスに乗った。
南郷洗堰から宮前橋まで、3時間50分かかった。
上の写真は南郷洗堰から見た瀬田川(宇治川)である。左に石山寺の背後にある伽藍山、右に今回歩いた大日山が見える。遠くに雪を被った比良山がある。下は立木観音の境内である。
2022/01/25