川北英隆のブログ

紅葉山付近

車道に出て次に目指すのは、峠の北東側の三角点(445.1m、点名は紅葉峠)である。
峠を東側に少し下ると左手にはっきりとした踏み跡がある。それを上がる。最初、倒木のために不明瞭な部分もあったが、それを過ぎると簡単だった。5分少しで山頂に着いた。林と雪の中に小さな4等三角点があった。往路を戻る時、龍王ヶ岳が木の間から見えた。
峠に戻り、車道を歩く。車道は紅葉山の東側を通り、そこから点線路が紅葉山に向かっているので、それを利用するつもりだった。地形図上の紅葉峠から諸木山へのルートが伸びていることを確認した上で、車道を下り、紅葉山の東側に出た。
地形図上の点線路のとり付き部分は小さな崩壊地になっていて、土嚢が積んである。崩壊地の緩い箇所を探して高度差20m位を上がり、尾根に出たところ、明瞭な踏み跡があった。
紅葉山は尾根を西側に少し下り、登り返したピークである。倒木があるものの、踏み跡が続いていた。380mの山頂は広葉樹林の中だった。
山頂からは往路をたどり、崩壊地上部の尾根に戻った。崩壊地を下るのは気が進まなかったし、尾根上の踏み跡が明瞭だったので、尾根を北に歩いて地形図上の紅葉峠に戻ることにした。
この尾根上の道は、やはり倒木があるものの歩きやすい。車で峠まで来て紅葉山の山頂を目指す者が多いのだろう。途中、東側の展望があり、龍王ヶ岳と三角点ピークが見えた。
峠から紅葉山を往復して地形図上の紅葉峠に出るまで35分かかった。
写真、上は紅葉山山頂である。下は地形図上の紅葉峠に戻る途中で見た445.1mの三角点ピーク(手前の山並みの中央左、小さなピーク)と432mのピーク(送電塔の左側)である。いずれも遠くの山(神吉の北側の山)に埋もれるようである。
20220227紅葉山山頂.jpg

20220227445mの三角点ピークを.jpg

2022/02/27


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