川北英隆のブログ

ガラケイの儲けと顛末

ガラケイ、もう少し正確には3Gの携帯電話が今月末で終わる。3Gが使っていた電波を5Gなどに融通するためだと理解している。でも契約者にとっては大変だ。一方の携帯電話会社も、「この機会に」と契約者が移ってしまうと心配している。
わが家はKDDIのインターネットを契約し、そこにセットされている固定電話に加入し、さらにガラケイの契約もKDDIとしている。KDDIでなくてもよくて、以前はNTTとガラケイおよび固定電話の契約をし、別の会社(eoネットやJ:COM)とインターネットの契約をしていた。
そのNTTとのガラケイの契約を止めてKDDIに変えた。さらにインターネットの契約をKDDIに変えた。インターネットに関して、マンションに光ケーブルが引かれ、そのキャンペーンがあったからだと記憶している。この瞬間、すべてがKDDIになった。
とはいえスマホがないと不便になったので、NTT系のOCNとスマホの契約をした。通話もできるようにしてあるのだが、旅行でしかスマホの通話を使わない。となると普段は(つまり待ち受けの端末として)ガラケイが便利である。
そのガラケイが3月末で終わりだというので、KDDIからガンガン「ガラケイが終わり」「機種を変えろ」と案内が来る。儲かっているから、契約を変えられたくないのだろう。
僕としてはガラケイをどうしようかと迷っているうちに(特に急ぐことでもないのでほったらかしにしていたうちに)、3月末が迫ってきた。
そこでネットで調べたところ、KDDIに払っている通信量が高すぎるのではと思った。というのも、インターネットと電話付きの「auひかり」の場合は4730円からの料金となっている。わが家は当然もっと払っている。KDDIとの契約は古い。そのため当時の高い料金のまま据え置かれているのではないかと思い、KDDIに電話した。
電話での本人確認が大変だった。京都のややこしい住所をどう届け出たのか覚えていない。それに契約には暗証番号を設定していたらしく、「そんなん知らんで」というところ。さらにはKDDIとの契約者が僕とカミさんと、複雑に分かれている。かすかな記憶によると、ガラケイの契約時にカミさんしか身分証を持参してなかったためである。
何とか契約の変更が可能な状態にたどり着き、契約を変更しようとしたところ、すでに最新の契約内容になっているという。「でも料金が・・」と言ったところ、インターネットと電話付きの契約が4730円、これに多少の付帯サービスが付き、さらにガラケイの契約(基本料金)が僕とカミさんの2台分で(確か)3800円とか。
「ひぇー」である。OCNとのスマホ契約では、2契約で2000円少ししか払っていない。これに対してガラケイ、ほとんど使わないのに4000円近くも払っているとは。「でも、確かにそんな金額だった」と記憶がよみがえった。
とりあえずのところ、インターネットと電話付きの契約にぶつぶつ言っていたら、「キャンペーン中で2年間、月額1000円引き」と姉ちゃん(オバちゃんかな)が言ってくれた。それを適用してくれるらしい。
3月末以降、ガラケイをどうするのかは思案中である。機種変更には代金がかからないことだし、「ガラケイは便利やし、4月以降の4000円近く、しゃあないのかな」と思いつつある。

2022/03/03


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