川北英隆のブログ

新500円玉

新しい500円硬貨にはじめて出会った。蕎麦屋で少し贅沢をして「天ざる」を食べた時のお釣りである。
三条堺町にある「大鶴」の天ざるは美味い。大きなエビが2匹、海苔、シシトウ、ナス、椎茸の天ぷらが付いてくる。京都に来た当初は1000円少しだったように思うのだが、たまに行くと値上がりしていて、今日は1500円だった。
覚悟していたので、1000円札を2枚用意していた。それを払ったところ、ピカピカの500円玉が返ってきた。普段見慣れたいる500円玉よりも白っぽい。家に帰って観察したところ、今までのものとは異なっていた。
新しい500円玉は2種類の金属で構成されているというが、海外のその手の硬貨と違って色の差が少なく、一見しただけでは金属の差が目立たない。500と書かれた側のデザインが、前のものとほんの少し異なり、製造年の下にあった葉っぱのような模様がない。一番わかりやすいのは側面のギザギザである。斜めに彫られている。
500円玉、地方の列車やバスに乗る時用に何枚か貯めてある。電子マネーで払えないことがままあり、その時に高額の硬貨を持っていると便利だから。
しかし新しい500円玉は機械から受取拒否されるようだ。2024年に札のデザインが変わり、切符購入などの機械が変わる。新しい500円玉もそれと同時に使えるようにしようとの動きが主流だとか。きれいな500円玉、しばらくは継子である。シンデレラかも。

2022/04/14


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