ハンカチノキに花が咲いた。といっても京都府立植物園の一角でのこと。今年はゴールデンウィーク前に咲き始め、今日行くとほぼ終わりだった。
ジジ、ババなら京都府立植物園の入園料は無料である。そんな時、植物園にハンカチノキが植えられていると知った。
東京に住んでいた頃、小石川植物園を訪ねると咲いていた。それで名前を知った。大型の白い花が春に映えることと、名前が名前だけにすぐに覚えた。
ニッセイ基礎研究所で働いていた時に(そう、働いていた)、当時の足立社長に同行してイギリスに出向き、コッツウォルズのマナーガーデンを見学したことがある。その庭にもほぼ咲き終わったハンカチノキがあった。帰国後、足立さんに小石川のハンカチノキの写真を進呈しておいた。見に行かれたかどうかは聞き忘れたが。
京都府立植物園にも1本植えてある。背丈だが、4、5メートルはあろうか。実は横に苗木のようなのがもう1本ある(植えてすぐ花が咲く品種かも)。今年見るかぎり、花の数は多くなかったようだ。
ハンカチノキはヌマミズキ科もしくはミズキ科とあるからヤマボウシに近いのかもしれない。
写真は今年の京都府立植物園のハンカチノキの花である。
2022/05/01