今週の山の選択に苦戦した。天気予報を見つつ雨が降らない日を選ぼうとしたところ、その日にサボれない予定が入っていたからでから。仕方なしに半日で帰れる山を選んだ。近江今津の北西、箱館山近くの赤坂山である。
この赤坂山の北北東に直線距離で10キロ程度離れ、もう1つ赤坂山があるからややこしい。といっても両方とも有名な山ではないから大丈夫か。でも、今回の赤坂山は山頂からの展望がなく、もう1つは逆に展望が優れているため、混同すると面倒なことになる。
京都からは湖西線で近江今津に出る。駅の西口から出る高島市コミュニティバスに乗り、酒波(さなみ)で降りる。この村から酒波谷を経てビラデスト今津(家族旅行村)に行く車道がある。車道は赤坂山のすぐ下を通る。今回はその車道を使って赤坂山を往復することにした。家を朝早く出ると、昼前もしくは昼過ぎには京都に戻れる計算だった。
酒波の村から、行きは車道を使い、赤坂山の南東の尾根まで歩いた。すると、そこに「古道近江坂」との表示があり、整備された(しかし何年もほったらかしの)道がある。それに入った。
道は車道によって分断されている。赤坂山のすぐ手前で再度この古道近江坂に入ったところ、すぐに赤坂山山頂への表示があり、簡単に登頂できた。
車道を往復するのでは芸がないので、帰りは古道近江坂をたどり、酒波まで下りた。所々、里山らしい紛らわしさがあったものの、難しい道ではない。
酒波で高島市コミュニティバスを待ち、昼過ぎに家に戻ることができた。
酒波の由緒ある寺と神社を見つつ、バス停を出てバス停に戻るまで2時間20分だった。
写真、上は酒波の日置神社から見た赤坂山付近(手前の山)、下は赤坂山山頂付近からの竹生島方面の展望である。
2022/05/25