まさに植物園を歩いた。先々週の大文字山をガンガン下ったのがたたり、左足の古傷を痛めてしまった。このため先週は山歩きを自重し、府立植物園を歩いた。
左足の膝は大学時代の終わり頃から調子が悪くなった。それこそ重い荷物を持ってガンガンと山を下ったからだろう。それから50年間、騙しながら歩いてきたのだが、2019年春に右足を痛め、それを庇うために左足の古傷に負担がかかったようだ。20年秋以降、調子が今一つだった。
山歩きを自重しても、歩かないと身体が弱っていく。そこで府立植物園を思いついた。70歳以上は証明書を提示するとタダで入れる。入園料を払っても200円(温室は別途200円)だから、大したことはないのだが。。
6月の初めに訪れた矢田寺のアジサイはまだ色付き始めた程度だった。事前に思っていた通りだった。同じ年にもう一度行こうという気にもなれず、「ほな府立植物園か」という気もあった。
植物園だけあって同じアジサイでも種類が多い。だから咲く時期もまちまちのようで、迫力がなかった。アゾレス諸島のアジサイが大迫力だったなと思い出した。繊細さには乏しかったが。
府立植物園のバラ園もほぼ花が終わりだった。ヒマラヤスギの大きな実(雌花)が間近で見られた。この時期、一番の見所は府立植物園の北山門の外側(北山通側)にあるヤマボウシだった。白い花が満開である(写真)。
2022/06/19